“◎結果
団体 男子 3位
女子 2位
個人 男子差別級 古川 隼大 3位
女子52キロ以下級 伊藤 花恵 3位
63キロ以下級 小川 絢女 優勝
無差別級 遠藤 乃愛 2位
◎総評
浜田市の石見武道館で県選手権が開催された。初日の個人戦の男子無差別級では、古川が準決勝で序盤は10キロ以上重たい相手にリードしていたが、最後に逆転負けをした。女子52キロ級以下の伊藤は、準決勝で優勝した相手と対戦した。積極的な攻めを展開したが、相手の攻める力が上回った。63キロ以下級の小川は、これまで積み重ねてきた稽古量を、自信にして冷静な試合運びで相手を圧倒し、得意の一本背負い投げで勝利した。無差別級の遠藤は、課題としていた組み手の攻防に挑戦して果敢に攻めたが、相手の圧力を超えることができなかった。
2日目の団体戦では、男子は準決勝で優勝した開星高校と対戦し、4人残しで敗れた。5人中3人が、高校から柔道を始めたチームがお互いを励まし合い、成長する姿に、会場から温かい拍手が送られ、生徒たちの自信につながった。女子は、県新人の優勝校の出雲西高校と決勝戦を行い、1-1の内容差で敗れた。冬休みから多くの合宿や出稽古を積む中で、より緊張感のある試合ができるようになり、今後に繋がる大会となった。
優勝した小川は、3月に群馬県で開催される全国高校選手権に参加する。全員で次の目標に向かって精進していきたい。”